ベルジュバンスとはフランス語で「美しく若返る」という意味です。髪や頭皮の生理基準にそった美容を心がけています。その基準は
弱酸性!
この弱酸美容法は初代 山崎伊久江が、毎日たくさんのお客様と接している中で1940代後半、パーマ液そのものに疑問を持ったことに始まります。
一般的なパーマ液はアルカリ性、それに対して人間の頭皮を含む皮膚や髪の毛や弱酸性です。そこに注目した山崎伊久江は、弱酸性のパーマ液の開発に取り組み始めたのです。
そして遂に1962年製品開発が成功し、ベルジュバンスが誕生、世界初の弱酸性のパーマ液として製品化されました。
1963年(昭和38年)ベル・ジュバンス開発、厚生省認可、株式会社山崎伊久江美容室設立
皮膚の役割……汗腺や皮脂腺から老廃物,有害物を体外へ排泄する役割を果たしています。
皮膚はpH5.0前後の弱酸性です。 酸性、アルカリ性とは?
pH(ペーハー)は0〜14迄の段階で示されます。このうちpH7.0は科学的中性点と言い、良く言われる中性点です。
皮膚のペーハーはpH5.0なので、科学的中性点よりはpH1.5酸性側です。皮膚の中性点はpH7.0ではなく、弱酸性なのです。
※pHとは酸性とアルカリ性を測定するものさしです
血液のペーハーはpH7.2位です。皮膚はpH5.0の弱酸性です。体内から対外に向けてpHは徐々に下がっています。 体内から体外へのpHスロープを転がって、老廃物が出てきます。
弱酸性ベルジュバンス・ヘアーエステローションはpH4.5〜pH4.7のものを使用しているので、このpHスロープの傾きがより急勾配になります。体内の老廃物がより出やすくなります。
髪や皮膚が健康でみずみずしくあるためには、「人間の皮膚や髪のpH値であるpH5.0前後」の弱酸性がつねに保たれていなければなりません。さらにpH5.0未満の弱酸性域では、皮膚を清潔にして引き締める作用だけでなく、ベル・ジュバンストリートメントローションを使ったマニピュレーション(手指によるマッサージ)施術で毛穴にこびりついた老廃物を取り除くので、弱酸性ヘアエステ(頭皮洗浄)やトリートメントウェーブ(弱酸性パーマ)では、髪や頭皮が健やかになるだけでなく、きれいになった毛穴から新陳代謝が促進される「快適リラクゼーション効果」もあるのです。
シャンプー前
毛穴を塞ぐように皮脂等の汚れが溜まって、頭皮がくすんでいるのが分かります。また、このように毛根が酸素不足になりますと、脱毛の原因にもなりますので要注意です。
シャンプー後
シャンプーでは、毛穴の汚れを除去することはできません。
トリートメント後
頭皮が、理想的な青白色に近づいています。汚れがとれて、毛穴はクレーターのようにきれいな穴になっています。
表皮の透明感も出ました。
卵(黄身)を弱酸性パーマ液に浸けたのが左側、右は同じく、ふつうのコールドパーマ液(アルカリ性)に浸したものです。
10〜15分後の状態では弱酸性パーマ液に浸けたほうはそのまま、変化はありませんが、右のコールドパーマ液に浸けた卵の黄身は変色して黒ずんできました。黄身は人間の皮膚や髪と同様タンパク質でできています。
弱酸性とアルカリ性、この性質の異なるそれぞれの溶液の作用でタンパク質の変化する様子は、人の皮膚や髪の反応に近いものです。
パーマ液をかけて10分後に変色し黒ずんでいく卵黄は、卵のタンパク質が一般のコールドパーマ液で壊されていく状態です。一般のコールドパーマ液はアルカリ性、このパーマ液の成分がタンパク質にどのように作用するかがこの変化でわかります。一般のコールドパーマやヘアダイやアルカリ性のカラーリングをした後、髪が乾燥したりパサついたりするのは、髪のタンパク質が壊されて髪がアルカリ性に傾いた状態。アルカリ成分によるタンパク質の変化の結果なのです。
皮膚や髪に直接つける溶液がタンパク質を変化させない=壊さない、自然になじむ弱酸性でなければならない理由がおわかりいただけるでしょう。
山崎伊久江(1918年~2004年)
福島県郡山市に生まれる。美容界において、一貫して「美と健康」を提唱し続けている。ベル・ジュバンスの生みの親として、弱酸性美容法の普及のため、晩年まで精力的に活動を行っていた。また、ヘアースタイリング基礎技術、カット、ロングヘア、着付、メークアップ等、各分野の技術を確立し、特に「やまと髪」を考案するなどアイディアウーマンだった。
この弱酸美容法は初代山崎伊久江が、毎日たくさんのお客様と接している中で1940代後半、パーマ液そのものに疑問を持ったことに始まります。
一般的なパーマ液はアルカリ性、それに対して人間の頭皮を含む皮膚や髪の毛や弱酸性です。そこに注目した山崎伊久江は、弱酸性のパーマ液の開発に取り組み始めたのです。
そして遂に1962年製品開発が成功し、ベルジュバンスが誕生、世界初の弱酸性のパーマ液として製品化されました。